新卒でインフラ業界に就職し、現在入社5年目真っ最中のゲナウです。
給料やボーナスの減額の心配があまり無いけど、基本給が決して多くはないインフラ業界のサラリーマンにとって
毎月の給料をいかに効率よく増やすか、はとても重要です。
今回は、インフラ業界のある一社の「従業員持株会」でお金を運用してみた結果をお伝えしていきます。
・給料を効率良く運用したいサラリーマン
・他会社の持ち株会制度が知りたい人
インフラ業界における従業員持株会とは
基本事項
従業員持株会とは、従業員が一定の金額を拠出し合い、集めた金額で自分の会社の株を共同で購入する仕組みを言います。
自分が拠出する金額は月1,000円から〜選択することができます。
私が所属する東海地方の某電力・ガス会社では、MAX基本給の25%以内の金額で拠出することが可能です。

僕は毎月基本給の25%MAX拠出してるよ〜
投資の大原則
投資の基本の考え方は、長期・分散・積立です。
持ち株会では、分散は効いておりませんが(笑)、毎月コツコツと決まった額をドル・コスト平均法で積立ていきます。
出口戦略
買うタイミングより売るタイミングの方が難しいものです。
私の自社株会での戦略は、至って単純です。
積立での長期保有が基本的ですが、売りたい時に平均取得単価以上であれば売ります。
キャピタルゲインで儲けるというよりも、奨励金分(7%)をしっかりと貰うというものです。
やってみて分かったメリット
奨励金
私の会社では、毎月の拠出金額に対して7%の奨励金が与えられます。
ゲナウ調べでは、インフラ業界では拠出金に対して5%〜10%以内に設定されている会社が多いようです。
*元本総額に対しての7%ではなく、拠出金に対しての上乗せである点は誤解ないように注意が必要です。
例えば毎月、¥60,000拠出した場合
60,000×0.07%=4,200 4,200円が会社が負担してくれて、拠出金額に上乗せされ、購入してくれます。
1年間 60,000円/月で運用した場合、4,200×12=50,400です。
勿論、値下がりのリスクもあるので一概には言えませんが、自社株会で運用するだけで年間¥50,000分の自社株が購入できます。
長く続ければ、続けるほど、奨励金の威力が発揮されることを実感しています。
20年間続ければ、奨励金のみで100万円を突破します。
ディフェンシブ株
生活必需品である医薬品や社会インフラ(電気・交通・ガス・通信)などの企業が代表的であり、景気の動向に業績が左右されにくい銘柄のことを言います。
例えばですが、下のチャートは電力最大手、東京電力(9501)の10年間の株価チャートになります。

上がり過ぎず、下がりすぎず、上値と下値がある程度決まっているような値動きをしていることが分かると思います。
極端に上がりすぎたり、下がりすぎたりが無いので売りたいと思ってから数年以内には、平均取得単価を超えてくると思っています。
最後に
サラリーマンとして、一定の給料を効率的に運用するためには、インフラ企業での持ち株会は効果的だと思います。
何故なら、奨励金を含め長期・積立で元本を増やすことができ、売り時に困らないディフェンシブ株であるからです。
ぜひ皆さんも検討して見てください^^
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