”ガス主任技術者甲種”二度と受けたくない試験です(笑)
僕自身もエネルギー関連企業に就職したため、ガス甲とは切っても切れない関係にあります。
本記事では、初受験の方・2度目以降の方に向けて、
「ガス甲の合格率を少しでも高めるコツ」という悩みを解決します。
ポイントを抑えて勉強量を確保して確実に合格しましょう。
どうしてもモチベーションが上がらないという方はこんな記事も書いてますのでご参考に。

それでは早速いきます!!!

全体感の整理
資格試験に合格するためには、「相手を知る」事がかなり重要です。
全体感とは、次の①〜③を整理することです。
①どのような問題が出題されるのか(出題範囲、出題傾向、同類問題比率)
②何点中何点取れば合格できるのか(全体、科目別)
③どれくらい勉強時間が必要なのか(過去の実績と比較)
適宜、全体感を整理して「相手を知る」ということを心がけると合格率アップに繋がります。
本試験の科目、解答数、点数は以下の通りです。
科目 | 解答数 | 点数 |
---|---|---|
法令 | 16問出題全て解答 | 1問5点 |
基礎 | 15問出題中10問解答 | 1問5点 |
ガス技術 | 27問出題中20問答 | 1問5点 |
論述(法令に関する論述) | 1問出題中 1問解答 | 35点満点 |
(ガス技術に関する論述) | 3問出題中 1問解答 | 35点満点 |
300点満点 |
ここで把握しておきたいことは、科目によって必要な勉強時間が異なることです。
ガス主任技術者の試験では、科目によって点数を取りやすい・取りにくいがかなり別れます。
法令・ガス技術に勉強時間を取られ、論述がうる覚えになって結局書けなかった、、、等は避けたいです。
どの科目で得意で、どの科目で何点取るのか、改めて勉強時間の配分を検討しましょう!

初受験でよくやる失敗
科目別の点数で見ると、法令やガス技術の配分が高いのは一目瞭然ですが
点数配分が多い=点数稼げる 試験ではないです!!
僕はここがガス甲の落とし穴だと思っています。
よくやる失敗は、法令やガス技術に時間をかけすぎて、取りやすい科目で点数を落としてしまうこと。
逆に法令や、ガス技術は足切りを回避すればOK(笑)
勉強すれば確実に点数が取れる科目に適切な時間をかける事が大事です。
全科目で可能な限り点数を取ろうとするのは自滅行為です。
出題範囲もかなり広いテストなので、限られた時間で結果を出すためには、配分を考えましょう。

もう1つはやる気が出ないパターンや諦めるパターンです。
そんな方への記事はこちら!! ぜひ一読ください。
▼電車ではこちらを読むのをオススメします▼
目標点数
次に皆さん、目標点数をしっかりと定めましょう。
目標点数は自分が設定するゴールです。
ゴールを設定するメリットは、「自分の現在地、ゴールまで後どれくらいかが把握できる」「ゴールの向かって効率良くベストタイムで向かっていける」「変に挫折しない」こと。
ゴールのないマラソンでペース配分できますか? 試験勉強でも同じ現象が起こります。
表に目標点数を追記しました。僕はこのように、初期に計画をたてて勉強しました。
科目 | 解答数 | 点数 | 足切り | 目標 |
---|---|---|---|---|
法令 | 16問出題全て解答 | 1問5点 | 25点以上 | 40点(5割) |
基礎 | 15問出題中10問解答 | 1問5点 | 15点以上 | 45点(9割) |
ガス技術 | 27問出題中20問答 | 1問5点 | 30点以上 | 40点(4割) |
論述(法令に関する論述) | 1問出題中 1問解答 | 35点満点 | 20点 | 33点(9割) |
(ガス技術に関する論述) | 3問出題中 1問解答 | 35点満点 | 20点 | 32点(9割) |
合計 | 300点満点 | 180点以上 | 190点 |
僕が点数を取りやすいと思っている順番は、「基礎理論」→「論述」→「法令」→「ガス技術」です。
何故かというと、ずばり、過去と同類の問題が出やすいからです。
「基礎理論」は15問から10問を選択できるので、必然的に点数も取りやすいです。
基礎理論は満点を取っても50点ですが、ガス技術で50点を取るよりは圧倒的に簡単です!
「基礎理論」「論述」で9割取れると、残りの科目は4〜5割でも合格できるんです。
この事実を知った時に「意外とこの試験いけるかも!?」と前向きになれました。
今すぐ携帯をそばに置いて、勉強しましょう!
▼一読の価値あり▼
今年ガス主任技術者試験に合格したい!と思っている方は、勉強前に是非計画を立ててすすめてみてください!!!

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